ここ連日、Duplicatable V3について書いてきましたが、そのモジュール第1弾として、WRAPSモジュールをリリースしました。
http://www.peak.ne.jp/xoops/md/mydownloads/singlefile.php?lid=75
これはページラップ専用モジュールで、XOOPS_TRUST_PATH内のwrapsディレクトリ以下のファイルをラップします。
拡張子.htmlおよび.htmのファイルについてのみ、XOOPSヘッダとXOOPSフッタをつけて出力し、それ以外のファイルについては、適切なContent-Typeと共に送出します。これらページラップ化されたファイルはすべて、モジュールアクセス権限の影響を受けるため、グループ毎のアクセスコントロールが可能です。
古くからのXOOPSユーザであればピンと来たかもしれませんが、要するにAuthと同じ動作です。(ただしコードは1行たりとも参考にしていません)
もちろん、D3モジュールならではのギミックもそこかしこにちりばめてあります。XOOPSモジュールを作ったことのある人であれば、ソースコードを見てニヤリとすること請け合いです。(動的生成アイコンとか、PATH_INFOの取得方法とか)
WRAPSモジュールは、TinyDの置き換え候補でもあります。TinyDをページラップ専門で利用している方であれば、簡単にWRAPSに移行できるでしょう。
TinyDのもう一つの要素、管理画面から編集できる「コンテンツ」については、picoというモジュールで吸収するつもりです。(プロトタイプ版はWRAPSに近かったのですが、正式版はずっとTinyDに近いものになります) もちろん、TinyDからの移行パスも用意します。
これらのD3対応モジュールがある程度用意出来た時点で、TinyDのメンテナンスについては終了させていただく予定です。