XOOPSにおけるSnoopy脆弱性の影響

Date 2008-10-30 16:04:51 | Category: XOOPS

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Snoopyにコマンド実行脆弱性が見つかっています。
http://jvn.jp/jp/JVN20502807/

現実には、XOOPS各フォークのコアで、任意のURIをSnoopyに渡す、ということはありませんし、各モジュールについても、Snoopyで取得するURIについては、管理者以外は指定できないものがほとんどだと思うので、ほぼすべてのXOOPSサイトでそれほどの緊急性はないでしょう。慌てず騒がず、今後でてくる新バージョンにバージョンアップすれば十分です。

ただ、もし、ゲストが投稿したURIからRSSやサイトイメージを取得しようとするような使い方をしているのなら、緊急性があります。いますぐパッチを当ててください。

なお、Snoopyを自前で持っているモジュールには、xhldがあります。こちらについても、とりいそぎパッチを当てておきます。d3pipes は自前で持っていないので、コアの方だけパッチを当てれば十分です。

それにしても、$safer_URIなんてのが全然安全じゃなかったことに、1.2.3パッチの時点で気付けなかった自分が恥ずかしい…

Index: html/class/snoopy.php
===================================================================
--- snoopy.php  (revision 729)
+++ snoopy.php  (working copy)
@@ -1035,8 +1035,7 @@

                $headerfile = tempnam($temp_dir, "sno");

-               $safer_URI = strtr( $URI, "\"", " " ); // strip quotes from the URI to avoid shell access
-               exec($this->curl_path." -D \"$headerfile\"".$cmdline_params." \"".$safer_URI."\"",$results,$return);
+               exec($this->curl_path." -k -D \"$headerfile\"".$cmdline_params." \"".escapeshellcmd($URI)."\"",$results,$return);

                if($return)
                {





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