モジュール開発者のためのテンプレート環境

Date 2006-05-29 05:13:28 | Category: XOOPS

in englishin japanese
昨日のガセの沼2では、テンプレートをカスタマイズするためにモジュールアップデートを行うなんてナンセンスだ、と書きましたが、これはモジュール開発者にとっても同じです。

モジュール開発を行う場合、テンプレートも同時に書いていくわけですが、その表示を確認するためにいちいちモジュールアップデートを行うなんてナンセンスです。モジュールアップデートが面倒だから、DBテンプレートではなくFILEテンプレートを利用する、という開発者もいたでしょうが、tplsadminがある今、FILEテンプレートよりDBテンプレートの方が扱いやすいのは明らかです。

モジュール作者であるなら、templates/下にあるファイル(=defaultテンプレート)を自動的に読み込んで欲しいと思うでしょう。そして、これは何より、私自身が必要とする機能でもあります。

実はaltsysに、この機能があります。

mainfile.php に以下のように2行追加してください。

	if (!isset($xoopsOption['nocommon'])) {
		include XOOPS_ROOT_PATH."/include/common.php";
		$tplsadmin_autoupdate_dirnames = array( 'piCal' ) ;
		include XOOPS_TRUST_PATH."/libs/altsys/include/autoupdate_from_module.inc.php" ;
	}

このように記述することで、piCalモジュールのテンプレートの元ファイルを編集するだけで、即時にデータベースに反映されます。includeする前に、$tplsadmin_autoupdate_dirnames に配列をセットしておくことが重要で、もちろん複数のモジュールを同時指定することも可能です。

最近、いくつかのモジュール更新でこの機能を使いましたが、その使いやすさはまさに「圧倒的」でした。なんでもっと前に作ってしまわなかったか本気で悔やんだほどです




You can read more news at PEAK XOOPS.
http://xoops.peak.ne.jp

The URL for this story is:
http://xoops.peak.ne.jp/md/news/index.php?page=article&storyid=116